2024年 1月

HPの更新 「社内勉強会」新規投稿

いつも弊社のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

旧年中は多くの方にご愛顧いただき、社員一同心より御礼申し上げます。

2024年が皆様にとって素敵な1年となりますよう、心からお祈り申し上げます。

本年もより一層精進して参りますので、どうぞよろしくお願い致します。

「社内勉強会」のページに、2024年1月度の開講内容を公開いたしました。

ご意見・ご質問等あればぜひ弊社までお問合せください。

今後とも宜しくお願い申し上げます。

HPの更新 「若手社員レポート」新規投稿

いつも弊社のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

「若手社員レポート」のページに、新規投稿を1件公開いたしました。

ご意見・ご質問等あればぜひ弊社までお問合せください。

今後とも宜しくお願い申し上げます。

社内勉強会 2024年1月 「公差」

今回の勉強会のテーマは「公差」について
以下、講習の概要となります。


0113社内勉強会

■公差とは
公差の概念とその必要性について…

■公差の種類
一般公差・サイズ公差・はめあい公差・幾何公差について、各公差の違いと使い分け方など…

■公差の累積
寸法が連続する際に発生する公差の累積値についての考え方など…


経験の浅い新人さんにとっては躓きやすい「公差」。
1つ1つは目に見えないレベルの誤差であっても、組立て不良やコストアップなどに大きく関わる重要な設計要素です。
「角度公差は実際にどのように計測して確認するのか?」「表面性状で表す面粗さと、幾何公差で表す平面度の違いは?」など、
今回の勉強会ではいつもより多くの質問が挙がったように感じました。

「公差」については過去にもリモート勉強会にて講習を行っております。

「社内リモート勉強会 2022年11月「寸法公差」
「社内リモート勉強会 2022年11月「寸法公差の振り返り」
「社内リモート勉強会 2023年1月「幾何公差」
「社内リモート勉強会 2023年1月「幾何公差の振り返り」

Kさん(勤続年数:1年4ヶ月)

【勤続年数】1年4ヶ月
【主な業務内容】部品の調整作業

社員の報告

木谷政信 様

お疲れ様です。Kです。

1月15日の定期報告を提出致します。

今現在は前回までの定期報告で設計、組立していた部品の調整作業を行っており、動作確認時には見られなかった問題が発生した為、それらの対応を行いました。

調整対応を行うにあたり、ただ問題箇所の部品を新品のものと取り換えて終わり…といった対応ではなく
・いつまでに問題を解決しなければならないのか
・問題が発生する原因について細かく検討
・実物を見て現状確認(部品が摩耗や干渉で削れていないか?等)
・どうすれば問題を解決できるか
・その解決方法が締切りに間に合うのか
といった内容をしっかり考え「今すぐにできる対策と今後時間をかけて検討すればできる対策」の2つの結論を出し、お客様に報告し判断を求めました。

目先の問題をありあわせの部品や小手先の調整でなんとかすると同時に、長い目で見た時にどうすれば設計物が問題を起こさないか、といった根本的な解決策を模索したり、問題を起こした時にどのような対応をすればよいのか自分以外の人間でも分かるような資料を残すことが大事であると感じました。

今回の報告は以上です。
お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認の程よろしくお願いいたします。

教育担当者からの返信

Kさん

報告ありがとうございます。

〇全く新しく製作された装置は思惑通りに動作する事は私の経験からも稀ですね。それを実感しているようです。
その原因として、ワークについては
・実際は図面で想定して描いてあるような形ではなく微妙に異なる所がある。形状が微妙に一定ではない
・力がかかる事で変形している
・素材の性質が図面上で想定したものと違う
・気温で硬さが異なる
・わずかな違いが正常な動作を妨げることがある
・ワークに対して装置の機能の何かが足りない 等々

機構については
・当初はうまく動作していたが接触している部品が摩耗する
・必要な摩擦力が変化する
・ワークの状況、状態の変化に対応できる構造ではなかった
・基本的に装置物は柔らかいものを扱うのが苦手である
・一定の形を維持できないワークを扱う装置は注意が必要である
・同じワークでも「作る装置」と「扱う装置」では装置の考え方が違う
・柔らかい、変形しやすいワークは自然状態(拘束なし)で扱うと思うようにならないことが多い 等々
以上は私が経験的に感じている事です。

〇ワークの性状と状態が一定ではないものを扱う装置は難しいです。
柔軟に対応できる装置を作ればいいのですが、構造が複雑になる傾向でコストが高くつきます。

〇以上は直接的な話でしたが報告にある、その問題の解決に向けた周囲への配慮にいつもながら感心します。
すぐに対応しなければならない事、対応等についての連絡や、さらに最終的に装置を引継ぎするところまで考えています。
客先としては非常に嬉しい対応です。あとは結果を出すという仕上げのみです。

体調に問題はないですか。
根を詰め過ぎで体調を壊さないように勤務ください。
装置を作るという事は具体的に形になり結果が見えるのでプレッシャーが大きいはずです。
思うようにいかないときには上手に気分転換することです。
体調維持も仕事と同じように大切です。
よろしくお願いします。

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