• 正社員採用情報
  • 社員の声
  • 採用FAQ

2018年 4月

≪Tさん(勤務年数2年)≫

 入社後、5か月目に突入したTです。どちらかというと文系より経歴で、 設計の知識や経験は皆無の状態からスタートしています。 入社前に私が設計という仕事に抱いていたイメージは、【ゼロからの創造】です。 当然、専門的な知識や経験がないとやっていけない分野だと思っていました。

 設計の仕事を選んだきっかけは社長から聞いた知識や経験は後付けでなんとかなるし、 想像している程難しいものではない、不安に感じるものでもないとのお話です。 設計の仕事には何かしらの参考にできる前例があるものだとの助言も決めての一つと なりました。 実際に入社後はひたすら訓練です。手書きに始まり、CADでの作図、ときには実物 を自力で分解し、スケッチ、また組み立てるという訓練も行いました。

 現在は、中古機を取り扱う企業に出向中です。主な業務は簡単な検討業務や、部品図、 配管図の作成です。 検討といっても、すでに存在する機械に外部フレームをとりつけるネジ穴の位置を決 める、取り付けてある部品を別の部品へ交換するといったものが大半です。見慣れた 図面でも実際に業務が始まりととまどうこともありました。しかし徐々にではありま すが、慣れていっている実感を持てています。 部品の入れ替えといっても初めての検討業務をやり終えたときは達成感とともに自分 でも検討設計ができるのだというちょっとした自信も感じました。

 今後は少しでもレベルの高い検討設計を行っていけるよう日々の業務に取り組んでい る真っ最中です。

≪Yさん(協力企業様)≫

 2010年6月より、半導体製造装置の開発業務サポートをさせて頂いております。

 外部企業からお邪魔している身にも関わらず、社員さん達と同様に「分け隔てなく」接して頂き、仕事上の提案等も遠慮なく、意見させて頂いています。
 仕事以外の場でも同様に、時には社員さん以上にイジッて頂く事もあります。(笑)

 そういった社風もあってか、今ではオフィスの掃除を外部委託する所が多くなっていますが、週1回、社内の雑巾がけからトイレや会社前の道も、全社員で出来る所全て掃除をしておらます。もちろん私も、「分け隔てなく」参加させて頂いています。

 この掃除、手分けをしておこなうのですが、何気なく行えばただの作業なのですが、掃除し易いモノや、形状が複雑で手が届きにくいモノ、注意しなければ見逃してしまう場所、丁寧に使われているかどうか、自分の持ち場が終われば他の所を手伝う等、週1回の事ですが毎回様々な事に気付かされます。

 そう、これはモノ作り(設計)と同じ、「設計が出来たら終り」ではなく、出来た図面から部品加工→組立調整→後に動き出す。そして継続的に使い、メンテナンスをする。

どうすれば効率よく出来るのか?
扱いやすい様にする為には?
大事に使って頂く為には?

 相手の立場で物事を考えるヒントが随所に隠されています。

 日々の設計業務だけではなく、身近な所から様々なアプローチで物事を見て行こうという姿勢、なかなかユニークだと思います。

 こういった地道な所から、良いアイデアが生まれ良い技術者が育つ事により、技術のブレイクスルーが起こるのでは無いでしょうか。

≪Mさん(勤務年数19年)≫

 以前の「社員の声」に「10年後の設計業云々」と書いたMです。

 機械設計業って何なんでしょう。というと話が広がりすぎて、とてもじゃないけどまとまりそうに無いので、ちょっと話の向きを変えて、機械設計業に向いてる人ってどんな人なんでしょう。

 ひとつ言えるのは、几帳面な方が向いてそうとは思います。かと言って、我が社の全員が几帳面で、全社の集まりでは脱いだ靴はきっちり揃ってて、社長の第一声が有るまで膝に手を置いて微動だにしない、かと言えばそんな事は有りません。多分普通の会社とそんなに変わりません。いろんなタイプの人の集まりです。まぁ、自分はそう思ってなくても、人からは几帳面と言われる、という程度で良いように思います。

 それから、欠かせないと思うのが、「負けず嫌い」。設計してると、たいがいいろんな問題にぶつかります。そこで「なにくそ!ぜったいモノにしてやる!!」と思わないと設計が終わらないですからね。このタイプは必須と思います。

 もうひとつ、「気配り・気働きが出来る人」。機械設計は使われる時の状況を想像してものを作る作業ですから、使う人への気配りが大事なんですね。それから、仕事を進める上でも気配りが必要です。自分の設計した内容を説明する資料を作って提出しても、全然思いが伝わらなかったりすることもしばしば。「チクショー!」と思います。(負けず嫌いだから)気配りが出来てなくて、見る人の立場に立った資料になってないからなんで、不甲斐無さも感じます。

 という感じで、機械設計業の一面が垣間見えたでしょうか。機械設計って無機質な仕事のように思う人も居るかもしれませんが、とても人間味あふれる仕事なのですよ。だから人にしか出来ない仕事なんですね。10年後、、、3D-CADとか3Dプリンタとかが徐々に広まってきてて、仕事のやり方なんかは変わってくると思います。が、この仕事に向いてる人のタイプは変わらない気がします。だから、これだけは言えます。道具はどれだけ進歩しても、「人にしか出来ない仕事」というのは変わらないのです。

≪Kさん(勤務年数5年)≫

 入社して早3年ほど経ち、仕事は勿論新人教育係等の経験もさせて頂いてます。人に教え質問されることで自分の知らないことも見え日々勉強と感じています。

 仕事は主に、3DCADで検討それを2DCADで図面化と言う流れで作業をしています。徐々に検討アイディアも増え、作業も早くなる事で成長出来たかなと実感しています。

 機械機構のアニメーション化、鋳物・樹脂物の検討・モデリング等、複雑なほど楽しくあっという間に時間が経ってしまう日々です。

≪Nさん(勤務年数19年)≫

 某フォークリフトメーカーに出向して、新車の設計、現行車の改良設計等の業務を行っております。日々設計をしていますが、いつも良い設計が簡単にできるわけでは無く、ほとんどが頭を悩ませ、コツコツと設計してるのが現状です。そして、出向して10年近く経ってしまいました。この間、新車の設計に携わり、世間にフォークリフトが販売されることになったのですが、ある日、家の近所の町工場を車で通った時に、そのフォークリフトを目にすることができました。心の中で、思わず「おっ!!」と叫んでしまいました・・・日々設計し、頑張って来てよかったと思えた瞬間です。今では、この町工場を通る時は、いつも気にしながら通っています。

≪Hさん(勤務年数6年)≫

 半導体製造装置メーカーの洗浄装置設計に携わり始めて4年ほどになります。以前は別業界の機械設計をしていました。機械設計としては基本的に同じなのですが業界が違うとスケール感や気を付けなければならない箇所やルールの違いがあり最初は戸惑うことばかりでした。幸い、周りの方々に助けられて慣れていくことができました。社員には様々な業界を経験されている方もおられるので、その経験を見聞きして自分自身のスキルアップに繋げて行きたいと思います。

≪Sさん(勤務年数3年)≫

 専門学校を卒業して社会人になって、世間は想像以上に過酷なものだと思い知り、前の会社を辞めて2か月ほどニートしながら就活して、この会社に入社できて早1年半。 毎日これまでにないほど多くのことを学び、経験と失敗を重ねながら頑張っています。

 この会社は、私のような今どきの若者を、設計者としてのスキルが身に付くよう真剣に育てようとしてくれる会社です。 ドラフターやCADソフトの使い方から始まり、図面の描き方など機械設計に必要な知識やスキルを1から教えてくれます。

 そして分からない事や間違えていた所があれば、正しく理解できるようきちんと説明し、業務で通用する図面が描けるように修正してくれます。

 現場仕事にありがちな「見て覚えろ」ではなく、教育する環境のある会社だと思います。

 余談ですが、社長も私も九州出身です。 同じ九州人として親近感を感じつつ、若い世代として負けずに頑張っていきたいです。

≪Hさん(勤務年数3年)≫

 入社して1年半が経過しました。大学では全く別分野を勉強しており、社会人になってから職業訓練校にて製図の基礎を学んで入社しました。さらにそこから2ヶ月間の研修期間を経て客先へ常駐しています。

 当初は3DCADによるモデル作成などのオペレーションが中心でしたが現在は2DCADを用いての簡単な部位の検討などを行うこともあります。日々の業務は、まだまだ勉強しなければならないことの連続で大変ではありますが、先輩方や周りの方の支えがあり困ることはありません。なにより新しいことを覚えていく楽しみも多いです。

≪Kさん(勤務年数20年)≫

 設計部部長をつとめさせて頂いています。大学は専門外の学部だったためにゼロからのスタートでしたが、社長を始めたくさんの方々にお世話になりながら20年以上この仕事を続けることができていることに非常に感謝しています。

 この仕事だけに限りませんが、自分が特に心がけ意識していることはただ続けるだけではなく、自分のスキルを高めることでお世話になっている方々に恩返しができると考え、日々設計の質を高めようと粘り強く取り組んできたことです。その甲斐があって今ではいろいろなお客様からお声掛けを頂けるようになり、多少なりとも貢献できていると思っています。

 現在機械設計ができる人材は少なくなりつつあると感じています。機械設計はそれこそねじ1本に至る細かい部分まで考えないといけないので根気が必要な面倒な仕事です。また機械設計の難しさも増していることも事実かもしれません。これが機械設計という仕事が敬遠される一因になっていると思いますが、だからこそ見方を変えるとこれから機械設計の道に進もうと考えている方にとってはチャンスがたくさん転がっていると言えます。

 機械設計で必要な知識やスキルの幅は非常に広いですし、すぐに何でもできるようにはなりませんが、一歩ずつ着実に進んでいけば、必ず結果はついてきます。私の実感として機械設計に最も重要な要素は、粘り強く取り組む姿勢だと思います。近道はありませんが、経験したこと一つ一つをしっかり自分のものにしていけば、自ずとスキルは上がっていきます。自分のこの経験談がこれから機械設計の道に進もうと考えている方の一助になれば幸いです。

  • 正社員採用情報
  • 社員の声
  • 採用FAQ
ページ上部へ戻る