社員の声

Tさん

私が本社に入社し、設計というものに関わり始めて、早三年が経過しました。
社内研修を経て客先事業所へ出向し、現在では多少なり設計業務に携わらせて頂いています。

最初のころは、受けた指示の通りに作業を行うことが殆どだったため、初めて本格的な設計業務に取り組んだときは苦労の連続でした。
それまでの仕事で図面や部品、装置の知識などは徐々に身につけていってはいたものの、それら全てに気を配りながら新しいものを考え作っていく作業は、予想よりも遥かに大変なものでした。一つのことに集中し過ぎては他の部分で見落とすものがあり、かといって全体を俯瞰して見ようとすると、頭の中で整理が追い付かず、かえって混乱することもあります。
しかし、先輩にあたる皆様からの指導や、相談に乗ってくださる客先担当者様の存在もあり、少しずつ前に進むことができています。
先日、設計に関わった装置の一部が実際に組み立てられたものを目にした時には、作業の苦労が報われたような、それまでに得たことのなかった感動がありました。
ものの仕組みを考え、それを形にするという、設計の仕事の全体像がだんだん見え始めてきたと、最近感じるようになりました。

仕事は簡単ではありませんが、設計しているものと同じように、自分の成長も形にできるよう、これからも日々励んでいきたいと思います。


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